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ボトックス注射で小顔・シワ取り!人気の部位や効果を紹介

ボトックス注射を打つことで筋肉の緊張を緩和させることができ、顔をスッキリ見せたり、筋肉の発達により張っているエラを小さくすることができます。

小顔になることでも有名なボトックス注射ですが、単に身体に注射するだけの簡単な治療ではありません。施術を行う医師の腕や経験が、効果を左右するものでもあります。

今回はボトックス注射に焦点を当て、特に顔にボトックスを打ちたいと考えている方に向けて人気の注入部位や、ボトックス施術によって得られる効果などを詳しく解説していきます。

ぜひこの記事を参考に、ボトックス注射に関する知識を深めてくださいね。

顔のボトックスで人気の注入部位は?

ボトックス 顔

ここでは、ボトックス注射を顔に打つ際の人気の注入部位を紹介していきます。

眉間

眉間ボトックスはクリニックによっては一番人気の注入部位ともいえます。

「顔をしかめたときにできる眉間のシワをなくしたい!」という思いのもと眉間ボトックスの治療を始める方が多く、表情筋にアプローチしたボトックスの中でも高い人気を誇っています。

常に眉間にシワが寄っていると、無表情でもこのシワが濃く顔に刻まれてしまい、老けて見える原因にもなります。

不機嫌顔とも称される表情を予防するために、20代という早い年代からボトックスを打つ方もいらっしゃいます。

額(おでこ)

額も表情筋ボトックスの中では非常に人気の注入部位となっています。

額は眉毛を動かしたり困り顔をしたときにシワができやすい場所ですので、「老け見え」を解消するために治療される方が多いです。

メイクの際に起こるファンデーションのヨレも減ります。

エラ

エラボトックスも非常に人気の部位です。

エラとは、歯を噛み締めた際に耳の下あたりで一番力が入る筋肉の部分(咬筋)を指します。

エラボトックスをすることでエラ張りの原因となる筋肉の緊張が緩み、顔の横の広がりが解消されます。これにより小顔に見せることができます。

また、エラボトックスは就寝時に食いしばりの癖がある方にも効果的です。

ボトックスを注入して咬筋を緩めることで、食いしばりや歯ぎしりが緩和されます。そのため、歯ぎしりに悩んでいる方にもおすすめです。

顎・口角

顎や口角のボトックスは、口角を自然に引き上げ、若く見せる効果があります。

特に顎の梅干しジワに悩んでいる方にとっては、口元のボトックスは非常に効果のある治療といえます。

口元が無意識にへの字になってしまう方や、笑っても口角が下がっているように見える方にもおすすめのボトックス注射です。

また、2023年からマスク着用の義務が徐々に減ったことから、今まで以上に自分の顔が他人に見られる機会も増えました。

マスクを取った際の口元次第で若々しさが変わるというほど、口元は顔の中でも重要な部位です。ボトックスを打って口元のたるみを予防しておくことをおすすめします。

顔全体

筋肉に直接アプローチするのではなく、皮膚の浅い部分にごく微量のボトックスを細かく注射するマイクロボトックスという治療法もあります。

マイクロボトックスは、筋肉の機能を温存しつつ、汗腺・皮膚腺にアプローチできることが特徴です。リフトアップやシワ改善、毛穴の引き締め、発汗の抑制、肌質改善といった効果が期待できます。

マイクロボトックスは筋肉に直接作用しないため、表情が不自然になるといったリスクを抑えて治療できることもメリットです。

ボトックス注射によって得られる効果

ボトックス 顔

ここでは、ボトックス注射によって得られる効果について説明します。

  • エラ張り解消や小顔効果
  • 筋肉抑制によるシワの改善
  • ガミースマイル改善

それでは以下から詳しくみていきましょう。

エラの張り解消や小顔効果

エラの筋肉に適量のボトックス注射を打つことで、筋肉を動かす際に分泌されるアセチルコリンと呼ばれる物質の分泌が抑制され、咬筋を縮小させることが可能となります。

ただし、エラボトックスはあくまでも筋肉に対するアプローチですので、骨格によりエラが張っている方は、別の治療が必要となるため注意しましょう。

筋肉抑制によるシワの改善

ボトックス注射は、額や眉間、目尻、顎、口角、鼻根部、首筋などの部位にできる表情ジワの改善に効果的です。

例えば、額にできる横シワは、眉をあげる時に必要となる前頭筋という筋肉の動きによって生じるものですが、ボトックス注射をすることで表情筋の過剰な動きが抑えられ、シワができにくくなります。

また、顎の梅干しジワは、顎の筋肉に力が入りすぎることで生じるもので、ボトックス注射ではこの顎の筋肉にアプローチをかけて動きを抑制できます。

鼻根部や首筋にもそれぞれに使われる筋肉があり、ボトックスはそれらの筋肉に影響を与えることで動きを抑制し、シワをできにくくしているのです。

ただし、シワの種類によってはボトックス注射ではなく、ヒアルロン酸注入の方が向いているケースも。医師と相談して、気になるシワに合った治療を受けるのがおすすめです。

ガミースマイル改善

ガミースマイルとは、笑ったときに過剰に歯茎が見えてしまっている状態のことをいいます。

外見的なコンプレックスを持っている方も多いですが、他にもガミースマイルにはさまざまなリスクがあります。

ガミースマイルをそのままにしておくと、普段よりも口腔内が乾燥しやすくなり虫歯や歯周病になるリスクが高まってしまうので、早めに治療しておく必要があるのです。

ボトックス注射をすることで、上唇を動かす際に必要となる上唇挙筋と呼ばれる筋肉の動きを抑制できるため、ガミースマイルを改善できます。

ただし、上顎骨が発達しすぎてしまったことが原因で起こるガミースマイルなど、ボトックス注射での治療が難しいケースもあります。

ボトックスは顔以外にも注入できるの?

ボトックス 顔

ここでは、顔以外のボトックス注射について紹介します。

脚ボトックス

ボトックスは、脚部分のふくらはぎ、太ももにも打つことができます。

特に筋肉太りで悩んでいる方や、身体が筋肉質で華奢な身体になりにくい、という方におすすめの治療となっています。

ただし、あくまでも筋肉にアプローチする治療ですので、脂肪が原因で太くなってしまった脚には効果がないので注意しましょう。

腕ボトックス

二の腕で悩んでいる方には腕ボトックスがおすすめです。

こちらも脂肪による二の腕のたるみにはあまり効果がありませんが、筋肉が原因で二の腕が太く見えてしまっている場合には効果のある治療法となっています。

二の腕太りで悩んでいる方は、もしかすると筋肉太りの可能性もあるため、医師に相談してみるといいでしょう。

肩ボトックス

肩ボトックスは、「肩を華奢に見せたい!」「首を細く見せたい!」という方におすすめの施術です。

また、ボトックス注射は緊張で凝り固まった筋肉を解す役割があるため、肩こり改善にも効果があります。

マッサージやストレッチでも改善されない肩こりの悩みを抱えている方は、一度ボトックス注射を検討してみるといいでしょう。

ボトックス注射をする際の注意点

ボトックス 顔

ここでは、ボトックス注射をする際の注意点についていくつか紹介します。

  • 注入頻度に注意する必要がある
  • 痛みや内出血を伴う可能性もある
  • 授乳中や妊婦は注入を控える必要がある
  • アレルギー反応が出る可能性もある

それでは以下から詳しくみていきましょう。

注入頻度に注意する必要がある

ボトックス注射の効果は永久的なものではなく、一般的には3〜6ヶ月ほどといわれています。

そのため、ボトックス注射の効果をより長く保ちたい方は、継続的なボトックスの注入をする必要があります。

また、ボトックス注射は長期間打ち続けることで、徐々に効果の持続時間も長くなっていくと言われています。

効果を長続きさせたい場合は、定期的にボトックス注射を行うのがおすすめです。

ただし、短すぎる期間で何度も連続してボトックス注射を打つと、抗体が生まれボトックスが効きにくくなる可能性があります。

そのため、信頼できる医師に相談し、適切な間隔を空けてから再度ボトックス注射を受けるようにしましょう。

痛みや内出血を伴う可能性もある

ボトックス注射は一般的な整形などの手術と比較すると、ダウンタイムが短い治療です。

しかし、施術後に痛みや内出血を起こす場合もあるということを理解しておく必要があります。

基本的には3日〜1週間程度で治るものが多いのですが、稀に痛みが長続きすることがあります。一定時間が経過しても違和感がなくならないという場合は、すぐに施術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。

また、サウナや入浴などによる血行促進は内出血を発生させる原因になります。さらにボトックスは熱に弱いため、長時間そのような環境にいるとボトックスの効果を薄めてしまう可能性も高まります。

ボトックス注射の効果を長続きさせるためにも、上記の内容は施術後控えるよう心がけましょう。

授乳中や妊婦は注入を控える必要がある

ボトックス注射をすることで、胎児への影響が全くないとは言い切れません。

そのため、授乳婦や妊婦はボトックスの注入を控える必要があります。

また、近日中に子供を作りたいと考えている夫婦も注意が必要です。

施術後3ヶ月はしっかり避妊をし、これから生まれてくる赤ちゃんに悪影響が出ないよう注意しましょう。

アレルギー反応が出る可能性もある

ボトックス注射はボツリヌストキシン製剤という粉末状の薬を使用しています。

このボツリヌストキシン製剤にアレルギー反応を起こし、腫れや赤みなどの症状が起こることもあります。

そのため、何らかのアレルギーがある方は、必ず施術前に医師に申告するようにしてください。

まとめ

今回は、顔にボトックスを打ちたいと考えている方に向けた人気の注入部位や、ボトックス施術によって得られる効果、そしてボトックス注射をする際の注意点について紹介してきました。

ボトックス注射にはエラ張りの解消や小顔効果、シワの改善、ガミースマイル改善などさまざまな効果があります。

注射のみで施術できるため切開跡も残らず、ダウンタイムを抑えて治療できます。

今泉スキンクリニックは、アラガンジャパン注入指導認定指導医が在籍するクリニックです。

高度な解剖学的知識やボトックス注射の知識・経験をもとに、お顔立ちの黄金バランスを考慮して美しい仕上がりを目指しています。

ボトックス注射による施術に興味がある方は、ぜひ今泉スキンクリニックまでご相談ください。