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ヒアルロン酸注入前後の注意点とは?効果を持続させるため必要なポイントについて解説

シワやほうれい線の改善、唇や鼻の形の整形などに、ヒアルロン酸注射を検討している方も多いでしょう。ヒアルロン酸は多くの美容治療に用いられています。

メスを使わない治療方法のため比較的手軽に利用でき、ダウンタイムも短いことがメリットだからです。しかし、注射を打つ前後に注意するべきことがいくつかあります。

いずれも感染症や副作用、効果が減少することをさけるために必要なことです。注意点を無視すると、患部がでこぼこになったり副反応が長引いたりしてしまいます。

では、ヒアルロン酸注射の直前、あるいは直後をどのように過ごせばいいのでしょうか。

この記事では、ヒアルロン酸注射前後の注意点をまとめています。注射の効果を持続させるためのポイントも解説しているため、ぜひ参考にしてください。

ヒアルロン酸注射の直後から翌日にかけて起こりやすい副反応

ヒアルロン酸 注入後 注意

ヒアルロン酸は、注射を打った直後から翌日にかけて患部が腫れたり赤みを持ったりすることがあります。あるいは内出血が起こったりむくんだりする場合もあることが注意すべき点です。

赤みや内出血は、注射針を皮膚に刺したことでできた傷を治すための人体の自然な反応といえます。多くの場合は数日以内に症状が治まるため、特に治療などの必要はありません。

そこで、注意すべき点としてのむくみ、腫れについて解説します。

ヒアルロン酸注射でむくみが起こる理由

むくみの原因は、ヒアルロン酸の性質に由来します。ヒアルロン酸は保水力が非常に高く、皮膚組織の中で水分を吸収して、治療したい部分に留めようとするからです

この性質によって、肌の潤いが改善したりたるみの治療に繋がったりします。

シワが作る溝や凹みを押し上げて、ハリとツヤを取り戻します。ですが、注射を打った直後では一時的に患部が腫れたようになることがあります。

特に目袋の整形のためにヒアルロン酸を注射した場合、むくみが起こりやすいとされます。

しかし、注射によるむくみの症状は1週間~10日程度で鎮静します。注入したヒアルロン酸が肌に馴染んでいくからです。

注入したヒアルロン酸が皮膚組織に完全に浸透するまでの目安は、1~3週間ほどです。

そのため、もし、1ヶ月以上腫れやむくみが続く場合には、治療を受けたクリニックや皮膚科の受診を検討してください。

目元のヒアルロン酸注射直後の注意点

涙袋にヒアルロン酸を注射し、涙袋を作った場合などの注意点として、アイメイクが挙げられます。目元のむくみや腫れが顕著な場合は、マスカラやアイシャドウなどを付けられなくなってしまうかもしれません

目元のメイクの仕方が変わると、顔全体の印象も変わります。女性にとっては、メイクが見る人に与えるイメージはとても重要なものです。

したがって、目袋のヒアルロン酸注射直後には、人と会ったり重要な会議に参加したりするなどの大きな予定を入れないようにしましょう。

自宅で安静に過ごせるようなスケジュールを組んだのち、治療を受けることをおすすめします。

ヒアルロン酸注射の後で患部が腫れる原因

ヒアルロン酸注射を行った場所が腫れてしまう原因は、ヒアルロン酸の保水力が高いためです。注入した場所の周辺に水分を蓄えようとする働きによって、一時的に患部が腫れてしまうことがあります

患部の腫れは注射の直後から3日程度続きますが、自然に改善するため様子を見ておけばいいでしょう。

鼻や唇の整形のための注射をした場合、腫れが目立ってしまうと治療の失敗だと感じるかもしれません。

仮に、1週間以上経っても腫れが引かなければ何らかのアクシデントが想定されるため、もう一度クリニックに相談してください。1週間以内に腫れが目立たなくなっていけば特に新お会いはいりません。

ヒアルロン酸注射の直前で避けるべきこと

ヒアルロン酸 注入後 注意

ヒアルロン酸の注射を受ける直前に避けるべき美容治療があります。スレッドリフト、糸リフト、プロテーゼ挿入などです。または、既に注入しているヒアルロン酸の溶解注射も控えたほうがいいでしょう。

スレッドリフトや糸リフトとは、フックの付いた糸状の補正具を顔の皮膚に挿入することで、筋力低下によるたるみを改善するための美容治療です。

糸リフトとスレッドリフトでは、用いる糸の細さや素材が異なりますが、クリニックによってはどちらも「糸リフト」とまとめて呼称されています。

プロテーゼ挿入は、シリコンでできた補正具を鼻に挿入することで、鼻梁の形を整えたり鼻に高さを出すための治療方法です。

いずれの治療方法も、挿入する糸やシリコンに対して拒絶反応が起こったり、挿入口から細菌が入ることで感染症を発症したりするケースが稀に報告されています。

感染症を発症すると、挿入した箇所に赤みや腫れが現れます。注射はこうした症状を悪化させるリスクが高いため、ヒアルロン酸での美容治療の直前に糸リフトなどを施術することはおすすめできません。

また、すでに注入しているヒアルロン酸の溶解注射も新たに入れるヒアルロン酸の1週間前までに行うことが推奨されます。

皮膚組織の中に糸などを挿入する治療を受ける場合は、ヒアルロン酸注射の直前ではなく、少し間を開けてスケジュールを組むようにしてください。

ヒアルロン酸注入後にやってはいけないこと

ヒアルロン酸 注入後 注意

ヒアルロン酸は糖質の一種であり、熱や刺激に弱く、変性しやすい性質を持っています。そのため、体温が上がりすぎたり患部に強い刺激を与えたりすると副反応が出て効果が薄くなってしまいます。

ヒアルロン酸注射を打った当日から翌日にかけて、避けるべき行動について解説します。

血行が良くなることは避ける

サウナや岩盤浴、激しい運動、過度の飲酒のように体温が上がり血流が活発になることは避けなくてはいけません。少なくとも当日はこれらの行動を控えてください。

サウナも飲酒も血管を広げて血の巡りをよくしまうため、注射を打った箇所に内出血が起こるかもしれないからです。酷い場合は腫れや赤みに発展することもあります。

入浴する場合はシャワーを浴びる程度にして、湯船につかることは避けるようにしましょう。

あるいはホットタオルで清拭をする、手浴、足浴などでもさっぱりできます。どうしても湯ぶねに入りたいときは、ぬるめのお湯に数分入る程度にとどめておきましょう。

注射をした箇所の圧迫、刺激を避ける

目元、頬、ほうれい線など注射をした場所に対するマッサージや強めのクレンジング、洗顔にも注意が必要です。

注入したヒアルロン酸を圧迫することで形が変化し、見た目が凸凹になったりシワやたるみが思ったように改善されないかもしれません

また、濃いめのメイクをすることも3日~1週間は避けるべきです。ファンデーションなどを厚めにぬると、どうしてもクレンジングのときに力が入り気味になるからです。

ヒアルロン酸が注射した場所に定着するまでの間は、手で触ったり強くこすったりせず、ナチュラルメイクを心がけて安静に過ごすことが重要です。

注射したヒアルロン酸が薄れるまでの期間について

ヒアルロン酸 注入後 注意

ヒアルロン酸の効果が薄れるまでの期間は個人差や治療法による違いがとても大きく、はっきりした時期を特定することはできません。

一般的に、ヒアルロン酸は約1年程度で人体に吸収されて効果が薄れるといわれています。しかし、場合によってはもっと早く効果が失われてしまうかもしれません。

そこで、ヒアルロン酸注射の効果が早く薄れてしまう原因について解説します。

どのようなミスが起こりうるかについて解説しましょう。そのうえで、適切なクリニックを選ぶための参考にしてください。

効果消失までの期間が早くなる原因

シワ改善などを目的として注入したヒアルロン酸の効果が想定していたよりも早く消失してしまうこともあります。

ヒアルロン酸注射が早くなくなってしまう原因は、主に医師の施術のミスによると考えられています。あるいは、ヒアルロン酸製剤の種類を正しく選ばなかったからでもあります

注射のあとで患者さんが患部をこすったり、急な運動をしたために効果が消えるペースが早くなるということはあまりありません。

通常シワ改善にはヒアルロン酸製剤1瓶分、約1ccが用いられます。しかし、シワやほうれい線の状態によっては1ccで十分な治療ができない場合もあります。

また、硬度が低く粒子が小さなヒアルロン酸製剤を使った場合、やはり深いシワやほうれい線の治療には不十分です。

つまり、深いシワに対して適切な硬度や濃度のヒアルロン酸を適量注射されなかったために、効果が持続しなかったといえます。

こうした失敗を避けるために、クリニックで治療を担当する医師の施術回数などをあらかじめ知っておくといいでしょう

クリニックの公式ホームページなどに、所属する医師の経歴が掲載されている場合もあるため、チェックすることをおすすめします。あるいは、ヒアルロン酸製剤の特徴について詳しい説明を求めてみてください。

ヒアルロン酸の効果を長持ちさせるには

ヒアルロン酸 注入後 注意

ヒアルロン酸注射による美容整形の効果を長持ちさせるためには、繰り返し注射を行うことが最も効果的です。2回、3回と注射を繰り返すことで持続期間が徐々に長くなっていくからです。

例えばシワ改善の場合、最初に入れたヒアルロン酸の効果が薄れても、定期的に同じ場所に注射を行うことで最初の状態よりもシワを浅くすることが可能です。

何度も同じ場所に注射することで、溝(=シワやほうれい線)が徐々に埋められていくところをイメージしてください。シワ自体が浅くなれば、同じ量のヒアルロン酸を入れたとしても効率よく溝を埋めることが可能です。

そのため、繰り返し注射を行うことがヒアルロン酸を長持ちさせるためにもっとも効果的ということができます。

まとめ

ヒアルロン酸注射の注意点について解説しました。ヒアルロン酸はさまざまな肌のお悩み改善に利用されていますが、治療の前後に注意点を守らなくてはせっかくの効果が発揮されにくくなります。

今泉スキンクリニックでは、独自に開発した治療方法でヒアルロン酸注射を行っています

患者さん一人一人の顔立ちや骨格を考慮して、最も理想的なデザインを作り出すための努力をしています。

加えて、事前カウンセリングの際患者さんの悩みをしっかり聞き取りし、不安を解消していただいてから治療に移る流れとなっています。

注射の前後の過ごし方や、使用する製剤に対して疑問を感じている方は、ぜひお気軽にご相談ください。