ポテンツァでクレーターやニキビ跡は解消できる？効果についてご紹介

ニキビの炎症が進んで肌の真皮層が破壊されることで生じてしまう凸凹やクレーター。これらの肌トラブルが進行してしまうと、セルフケアでの肌の修復は困難です。

メイクで何とかカバーしようと思っても上手くいかず、かえって目立ってしまって困ったとお悩みの方は少なくないでしょう。

ポテンツァはこれまでの治療法では難しいとされていた深刻な凸凹やクレーターにも効果が期待でき、人気と注目を集めています。

この記事では、ポテンツァの凸凹やクレーターへの効果について紹介しています。

肌の凸凹やクレーターに悩んでいる・いろいろと治療法を試したが効果を今一つ得られなかった方はぜひ参考にしてください。

ポテンツァとは？

ポテンツァは、マイクロニードルと呼ばれる微細な針を肌に挿入し、針の先からRF（Radio Frequency）と呼ばれる高周波を照射する美容機器です。

高周波で肌の真皮層の奥深くに熱エネルギーを届け、肌が本来持つ創傷治癒機能（皮膚構造の再構築）を引き出します。

肌は針や高周波で受けたダメージを修復しようとする過程で、コラーゲンやエラスチンといった成分の増殖を促します。

コラーゲンやエラスチンの増加により、小じわや弾力不足や毛穴の開きといった肌のさまざまなトラブルに対し効果的に働くのです。

また、ポテンツァには、悩みに合わせて選択できる14種類のチップがあります。針の量や長さ、熱の強さを調節し、さまざまな肌トラブルに対応可能です。

チップの種類によってはドラッグデリバリー機能が搭載されており、専用の薬剤を肌の奥深くに均等に注入することで、効果的な治療が行なえます。

肌の真皮層の奥深くまで熱エネルギーを届けられ、肌に与えるダメージを抑えつつしっかりとした効果を実感できるおすすめの治療法です。

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ポテンツァがクレーターやニキビ跡の治療に効果的な理由

ポテンツァがクレーターや肌の凸凹、ニキビ跡の治療に効果的とされている理由としては大きく以下の4つがあります。

• マイクロニードルで肌の創傷治癒機能を引き出す
• 専用のチップで肌の悩み・トラブルに特化した治療ができる
• RF照射による肌の引き締め＆組織の再生
• ドラッグデリバリーシステムで薬剤を注入

ここではそれぞれの理由について詳しく解説していきます。

マイクロニードルで創傷治癒を促す

ポテンツァは、マイクロニードルによって肌に微細な穴を開け肌に傷をつけることで、人間が本来持っている創傷治癒機能（肌・皮膚構造の再構築）を促す治療法です。

微細な傷が治っていく過程でコラーゲンやエラスチンなどの成分が生成され、美しい肌へ導く効果やターンオーバーの正常化が期待できます。

照射設定も豊富なため、一人ひとりの肌の状態・タイプに合わせた細やかな治療が可能です。

専用のチップで肌の悩み・トラブルに特化した治療ができる

ポテンツァは肌悩みに合わせたチップの選択によってさまざまな肌トラブル・お悩みの治療が可能です。

チップの数は14種類と豊富で、それぞれ針の本数や長さ、機能に違いがあります。

クレーター・ニキビ跡・毛穴の治療には、ドラッグデリバリーシステムが搭載された「CP-21」や、皮膚の奥深くの一点にピンポイントに熱を届けられる「I-25」といったチップが使われることが多いです。

RF照射による肌の引き締め＆組織の再生

ポテンツァでは、マイクロニードルの先端からRF高周波を照射します。

従来の美容医療レーザー機器では、肌の真皮層の奥深くまでレーザーによる熱エネルギーを届けることは困難でした。

ポテンツァは従来の美容医療機器とは異なり、マイクロニードルを使うことによって肌の真皮層の奥深くまで熱エネルギーを与えられます。

真皮層の奥深くまで熱エネルギーを届けることにより、クレーターや凸凹などの傷跡やこれまでのニキビ跡治療ではなかなか改善が見られなかった方にも効果を実感してもらいやすいです。

クレーター治療では、皮膚の深層まで作用するモノポーラ照射を行います。

ドラッグデリバリーシステムで薬剤を注入

ポテンツァには、マイクロニードルを肌に刺しながら薬剤を肌の真皮層に注入可能なドラッグデリバリーシステムを搭載したチップがあります。

この機能により、水光注射やダーマペンなどよりも多くの薬剤を真皮層に届けることが可能です。

また、ドラッグデリバリーシステムで注入する薬剤は肌の悩み・トラブルに合わせて選択できます。

皮下組織の真皮層に対し直接薬剤を注入することで、薬剤の効果を実感しやすいことがメリット。これまで肌に薬剤を塗ってもあまり効果を感じられなかった方にこそ試していただきたいです。

ポテンツァでのクレーター改善におすすめの薬剤

ポテンツァのドラッグデリバリーシステムで注入できる薬剤にはさまざまな種類があります。薬剤を選ぶ際は、自分の悩みや希望に合ったものを選ぶことが大切です。

クレーター治療には、以下がおすすめです。

• ジュベルック（Juvelook）

ジュベルック（Juvelook）

「ジュベルック（Juvelook）」はポリDL乳酸（PDLLA）と非架橋ヒアルロン酸からなる製剤で、クレーター、毛穴の開き、ニキビ跡、小ジワなどに効果的です。

体内で分解されますが効果の持続期間が長く、約1〜2年ほどで吸収されます。

ポテンツァはクレーターやニキビ跡を何回目でキレイにできる？

ポテンツァは、1回の治療でも美肌効果を実感できる治療方法です。

ただし、クレーターや凸凹など肌の奥深くまでダメージが及んでしまっている場合は、複数回の治療が必要となるため注意しましょう。

クレーターや凸凹に必要なポテンツァの治療回数の目安は以下のとおりです。

クレーター・凸凹の重症度	平均的な治療回数の目安
軽度	1～2回
中等度	2～4回
重度	4～6回

上記はあくまでも目安であり、実際自分自身にどの程度の治療回数が必要かどうかはカウンセリングを受けて相談するようにしましょう。

ポテンツァの治療回数に影響を与える要因としては、以下が考えられます。

• クレーターの深さ：跡が深ければ深いほど、多くの回数が必要
• 年齢：若い方の方が、より早く効果を実感しやすい
• 肌のタイプ：色黒の方は炎症後に色素沈着を引き起こすリスクがあり、必要回数が多くなることがある

ポテンツァ単体での完治が難しいケースもあるため、治療を受ける前に医師に相談するようにしましょう。

ポテンツァとダーマペンの違いは？クレーター・ニキビ跡にはどちらがおすすめ？

ダーマペンもポテンツァ同様に肌の創傷治癒機能を活かして再生を促すマイクロニードル治療です。

クレーターや凸凹の治療をしたいけれど、ポテンツァとダーマペンで悩まれている方に向けて両者を比較してみます。

【関連記事】

ポテンツァとダーマペンの違いは？痛み・値段・効果などを徹底比較！

ポテンツァとダーマペンの比較

ポテンツァとダーマペンの大きな違いは以下の2点です。

• RF高周波の有無
• 薬剤の導入方法

それぞれの違いについて、表でチェックしてみましょう。

	ポテンツァ	ダーマペン
技術	マイクロニードル⁺RF高周波	マイクロニードルのみ
浸透速度	カスタマイズ可能	モデルによって異なる
ドラッグデリバリーの有無	有り	無し
肌の引き締め効果	有り	無し
クレーターへの有効性	高い有効性	中程度
費用	ダーマペンより高くなりがち	ポテンツァより安いことが多い

ダーマペンでもクレーターやニキビ跡治療ができますが、症状が重度の場合は、RF高周波やドラッグデリバリーシステムがあるポテンツァの方がより効果的な治療ができる場合もあります。

肌の状態や希望によっても変わってくるため、効果とかかる費用のバランスを考えつつ、医師と相談して自分自身に合った方法を選びましょう。

まとめ

ポテンツァは、RF高周波とドラッグデリバリーシステムによってクレーターや凸凹、ニキビ跡など肌の深い部分まで及んだ悩みに対応可能な美容医療機器です。

クレーターや凸凹、ニキビ跡だけでなく肌のさまざまな悩み・トラブルに対応可能なため、悩みをお持ちの方は一度検討してみるようにしましょう。

今泉スキンクリニックでは、豊富な知識を持つ経験豊かなスタッフが在籍しています。

セルフケアでの改善が難しいクレーターや凸凹、ニキビ跡などの肌のトラブル・お悩みをお持ちの方はぜひ一度ご相談ください。