糸リフトは、皮膚のたるみやほうれい線などを改善して、比較的ダウンタイムが短い人気の施術法です。
しかし、メリットばかりではなく施術後に気をつけることがいくつかあります。
施術後に気をつけることを事前に知っておくことで、ダウンタイム中の生活が快適になるでしょう。
この記事では、糸リフト後に気をつけることや失敗事例、効果・効果を長持ちさせる方法について詳しく解説します。
糸リフトに興味がある方や施術後のスケジュールをしっかり立てたい方に役立つ記事なので、ぜひ参考にしてください。
糸リフト施術後に気を付けること
糸リフトは、顔のリフトアップやシワ改善を目指す人気の美容施術ですが、施術後にはいくつか気をつけることがあります。
ここからは、糸リフト施術後に気を付けること5つを紹介します。
ポイントを押さえて糸リフトの効果と安全性を確保しましょう。
ダウンタイムがある
糸リフトの施術には、腫れや痛み・内出血が生じる「ダウンタイム」があります。
ダウンタイムの症状には個人差があるため、施術後に大切な予定がある場合は事前に医師と日程や施術方法について相談することをおすすめします。
ダウンタイムは通常3日から1週間程度で落ち着くことが多く、症状が出ていてもメイクで隠せる程度です。
糸リフトの施術時期は、ダウンタイムを考慮してスケジュールに余裕がある時に受けたほうが安心です。
ダウンタイム中の症状など、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
糸リフトのダウンタイムの症状は?期間や長引かせないためのコツも解説
口を大きく開けない
糸リフト施術後に気をつけること2つ目は、口を大きく開けないことです。
施術に使用される糸が、皮膚の中で正しく定着するまでの間に口を大きく開けてしまうと、糸が外れるリスクがあるからです。
糸が正しい位置から外れてしまうと、リフトアップ効果が失われてしまう可能性があります。
糸リフト施術後は、大きな口を開ける必要がある食事や活動を控えることをおすすめします。
激しい運動や飲酒はNG
糸リフト施術後に気をつけること3つ目は、激しい運動や飲酒がNGなことです。
運動や飲酒は、血行を促進して施術部位の腫れや内出血を悪化させるリスクがあるからです。
特に施術直後は控えることで、効果的な治療結果を得られる可能性が高まります。
具体的な期間については、施術を受けるクリニックによって異なる場合があるので、詳細はクリニックにご相談ください。
入浴はシャワーのみ
糸リフト施術後に気をつけること4つ目は、入浴はシャワーのみにすることです。
施術後に湯船に浸かると血行を促進させ、施術部位の腫れや内出血が悪化するリスクがあるからです。
リスクを避けるためにも、施術直後はシャワーのみで済ませることをおすすめします。
寝姿勢は仰向け
糸リフト施術後に気をつけること5つ目は、寝る時の姿勢を仰向けにすることです。
仰向けで寝る理由は、施術部位に不要な圧力がかからないようにするためです。
仰向けで寝ることで、ダウンタイムの症状である腫れや内出血を最小限に抑えることができるので、施術の効果を維持しやすくなります。
糸リフトの失敗事例5つ
糸リフトは効果的な美容治療として人気がありますが、失敗事例も存在します。
ここからは、糸リフトの失敗事例を5つ紹介します。
失敗事例を把握しておくことで、施術前の準備やクリニックを選ぶポイントなどの参考になります。
安全で効果的な糸リフトを受けるために失敗事例を把握しておきましょう。
不自然な見た目になる
糸リフト施術後の失敗事例として、不自然な見た目になる可能性があります。
理由は、医師の技術不足や不十分なカウンセリングなどが原因です。
失敗しないためには、施術前のカウンセリングで担当医師に理想の見た目や顔の雰囲気を明確に伝えることが大切です。
また、理想に近付けるためには糸リフトだけでなく他の治療との併用が必要な場合もあります。
ヒアルロン酸でのリフトアップについて、詳しくはこちらの記事もご覧ください。
ヒアルロン酸でリフトアップが可能?効果やメリット・デメリットなどを詳しく解説
肌に凹凸ができる
糸リフト施術後の失敗事例として、肌に凹凸ができる場合があります。
原因として、施術時に糸の挿入が不均一であることや糸が肌に適切に固定されていないことが考えられます。
失敗を防ぐためには、適切な施術技術と正確な糸の配置が重要です。
糸がうっすら見える
糸リフト施術後の失敗事例として、糸がうっすら見えてしまう可能性があります。
糸が肌の表面に近すぎる場所に挿入された場合に起こりえる問題です。
担当医師の技術や経験が不足していると、問題が発生するリスクが高まります。
糸リフトの成功には担当医師の熟練度が重要です。
効果が長続きしない
糸リフト施術後の失敗事例として、効果が長続きしない可能性があります。
考えられる原因は、適切な糸の選択や施術技術の不足、個人の体質、生活習慣などです。
効果を長続きさせるためにできることは、クリニック選びの他にも施術後に気をつけることを徹底して守ることです。
感染症にかかる
糸リフト施術後の失敗事例として、感染症にかかるリスクがあります。
施術中の衛生管理が不十分であったり、施術後の適切なケアが行われなかったりした場合に、感染症にかかるリスクが高まります。
施術部位の感染を避けるためには、施術を受けたクリニックの衛生状態の確認と、施術後に指示されたケアを忠実に実行することが重要です。
糸リフトの効果
糸リフトは、小顔効果やたるみの改善と予防、ハリとツヤのある肌質、ほうれい線の改善ができることで知られている人気の美容です。
ここからは、糸リフトの効果について4つ紹介します。
自分に糸リフト施術がが合っているのか、効果を把握して考えてみましょう。
小顔効果
糸リフトの効果1つ目は、小顔効果が期待できることです。
糸リフトは、顔のたるみやシワを改善することによって、よりシャープなフェイスラインを作り出すことができます。
結果、顔の全体的なサイズが小さく見えるため、小顔になる可能性があります。
たるみ改善・予防
糸リフトの効果2つ目は、たるみの改善・予防が期待できることです。
糸リフトは、皮膚の下に特殊な糸を通すことで、皮下組織を引き上げてたるみを改善します。
また、特殊な糸についているトゲが皮膚細胞を刺激するため、将来的なたるみの予防も期待できます。
ハリとツヤのある肌質
糸リフトの効果3つ目は、ハリとツヤのある肌質が期待できることです。
糸リフトは、特殊な糸を使って皮膚の下に微細なダメージを与えることによって、肌の自然な再生プロセスを促進します。
再生プロセスによって生成された成分が、肌のハリとツヤを向上させてくれます。
ほうれい線・マリオネットラインを改善
糸リフトの効果3つ目は、ほうれい線・マリオネットラインの改善が期待できることです。
ほうれい線やマリオネットラインは、加齢による皮膚のたるみや弾力の低下が原因で生じます。
糸リフトは、たるんだ皮膚を内部から引き上げることで、シワを目立たなくして若々しい顔を取り戻せる可能性が高いでしょう。
糸リフトの効果を長持ちさせる方法
糸リフトは美容施術の中でも人気が高く、効果を長持ちさせるために適切なケアが不可欠です。
ここからは、糸リフトの効果を長持ちさせるための方法をご紹介します。
定期的にメンテナンスを受ける
糸リフトの効果を長持ちさせる方法の1つ目は、定期的にメンテナンスを受けることです。
糸リフトの効果は通常6ヶ月〜2年持続しますが、定期的にメンテナンスを行うことで持続期間を延せる可能性があります。
メンテナンスは、たるみが気になる部分に追加で糸を挿入するなどを行います。
糸の本数を増やす
糸リフトの効果を長持ちさせる方法の2つ目は、糸の本数を増やすことです。
もともと施術された糸に追加することで、たるみをより強力に引き上げて効果を長く持続させることができるからです。
特に、たるみが進行している場合やより顕著な効果を求める場合におすすめです。
施術後に顔を刺激しない
糸リフトの効果を長持ちさせる方法の3つ目は、施術後に顔を刺激しないことです。
施術後の数日間は、顔を強くこすったりマッサージしたりすることを避け、糸が正しく固定されて最大限の効果を得られるよう過ごすことが重要です。
また、激しい運動や過度に表情を変えることも避けましょう。
歯の治療を控える
糸リフトの効果を長持ちさせる方法の4つ目は、施術後に歯の治療を控えることです。
歯の治療は、顔に強い圧力をかけることがあるので、糸リフトの効果に悪い影響を及ぼす可能性があるからです。
治療による圧力が糸の位置を変えることで、リフト効果が低下するリスクがあります。
まとめ
糸リフトはさまざまな美容効果をもたらしますが、施術後に気をつけることや適切なアフターケアを把握した上で受けることが大切です。
糸リフトのデメリットを把握しておくことで、リスクをできるだけ回避できるからです。
また、自分自身でできることの他に、糸リフト施術を行ってもらう医師やクリニック選びも重要です。
医師の実績や技術、クリニックの料金やアフターケア内容などを精査しましょう。
この記事で紹介した内容を参考にすることで、糸リフトの効果を長期間保ち、あなたが糸リフトをする目的を達成できる可能性が高まります。
今泉スキンクリニックでは、吸収タイプと非吸収タイプ2種類の糸から、患者様のご要望や症状に応じて施術を行います。
たるみなどの肌悩みをお持ちの方は、ぜひ当院までご相談ください。