美容コラム
恐ろしいドロドロ血!
3つの“高め”に注意し、健康管理ができる男へ。
3つの“高め”とは、「血圧、コレステロール値、血糖値」の数値ことを指します。運動習慣がなく肥満ぎみ…、最近不摂生な生活が続いている…、健康診断で数値を指摘された…という方は要注意!この3つの数値の“高め”が招くドロドロ血は、将来的にさまざまな合併症を引き起こす可能性が高く、深刻化する前に今から生活習慣を見直してみませんか。
塩分のとりすぎ、肥満が高血圧に。
まず最初の“高め”は、血圧。高血圧は自覚症状がほとんどないため、放置していると血管壁に負担がかかり続けて動脈硬化が進み、さまざま病気を併発させてしまいます。医療機関での測定で収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、または拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上あると高血圧と診断されます。
高血圧になる確率は、遺伝的因子が多いのですが生活環境因子を少なくすると発症を抑えられます。
<高血圧の主な原因>
・塩分のとりすぎ・過食による肥満・栄養バランスの乱れ
・運動不足・過度の飲酒・ストレス
食生活を軸に改善しましょう。
高血圧を治すには、食生活の改善が最も効果的です。1日の食塩摂取量を6g未満にすることが日本高血圧学会によって推奨されています。<減塩>、<栄養バランス>、<肥満>を総合的に改善していきましょう。
<減塩>
塩分が多い加工食品・料理の食べすぎに注意しましょう
NG!加工食品
・漬物・佃煮・かまぼこなどの練り製品・魚介の干し物・たらこ・ハム・ベーコン
NG!料理
・ラーメン・丼もの・みそ汁
<栄養バランス>
血圧を下げる主な栄養素はミネラルの一種であるカリウム、カルシウム、マグネシウムです。ミネラルを多くとるよう心がけましょう。
OK!ミネラルを多く含む食品・いも類・かぼちゃ・モロヘイヤ・大豆製品・海藻・乳製品
<肥満>
肥満の解消は、食べ過ぎないこと。また、運動を習慣化しましょう。痩せるとほとんどの場合、血圧は下ってきます。
コレステロールには、善玉と悪玉がある。
続いての“高め”はコレステロールです。コレステロールには「悪玉」と呼ばれるLDLコレステロールと「善玉」と呼ばれるHDLコレステロールがあり、それぞれ働きが異なります。
「悪玉」コレステロールが増えすぎると動脈の血管壁にコレステロールを押し込み、動脈硬化を進めてしまうため、多くなりすぎない方がよいと言われています。一方で「善玉」コレステロールは、一定以上あるほうが健康を守りやすくなると言われています。
「悪玉」LDLコレステロール値が140mg/dl以上だと高LDLコレステロール血症、
「善玉」HDLコレステロール40mg/dl未満だと低HDLコレステロール血症と診断されます。
毎日の生活習慣で「悪玉」を減らしましょう。
「悪玉」LDLコレステロールが増える主な原因は、過食、運動不足、ストレスです。これらをケアすると自然に数値は下がってきます。
コレステロールのとりすぎには気を付け、減らす食品を大いに活用しましょう。
NG!コレステロールが高い食品
・するめいか(焼き)・うなぎ・たらこ(生)・うに・しばえび・たこ・イクラ
・鶏肝臓・砂肝・卵
OK!コレステロールを減らす食品
・大豆製品・青魚・しいたけ・オリーブ油
血糖値の高めは、糖尿病予備軍に。
最後の高めは、血糖値。人が生きていくための活動のエネルギーの中心は、食事から摂取した炭水化物(糖質)が代謝してできるブドウ糖。このブドウ糖が血液にのって全身をめぐり、すい臓から分泌されるホルモン、インスリンによって各組織・細胞に取り込まれ、活動エネルギーに換わります。この働きが悪くなり血液中にブドウ糖が増えすぎると、“血糖値が高い”状態を招いてしまいます。
空腹時の血糖値が110~126mg/dl未満で糖尿病予備軍と診断されます。
運動と栄養バランスが血糖値を下げる鍵に!
<栄養バランスのとり方に注意>
血糖をコントロールするには、炭水化物、脂質、たんぱく質をバランスよくとることが大切。またビタミン、ミネラルは不足しやすいので、野菜、海藻、きのこ類もきちんと補給しましょう。
炭水化物(糖質)50-60%
脂質20-25%
たんぱく質15-20%
ミネラル
ビタミン
<生活習慣にしたい運動>
どれか1つでも生活に取り入れましょう。
消費エネルギーを増やすと血糖値は下がってきます。
・ウォーキング
・水泳
・軽めのジョギング
・筋トレ
3つの“高め”共通する重要なポイントは、食生活と運動を見直すことでしたね。
これから先の将来の健康を見据えて、今からできることをコツコツと始めませんか。自分の健康管理を怠らない男こそ、仕事も効率よくテキパキとこなす「デキる男」の鏡。また女性も憧れる存在になること間違いなしです。
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