美容コラム
男のゴワゴワ肌、ピーリングでつるつるに。
朝、鏡を見た時、または顔を触った時、「なんか肌が硬くゴワゴワ、ザラザラしている…」と感じたことはありませんか?寒くなってきたから季節のせいかなと、思っている方も多いかもしれません。
しかし、このゴワゴワ、ザラザラの原因は、寒さによる乾燥だけではありません。
そのまま放置しておくと肌はますます硬くなり、老け印象を加速させることに…。
さあ、気になり始めた今こそ、賢く、素早く、“つるつる肌”を目指して、ケアをしていきましょう。
まずは、鏡を片手に肌の状態をセルフチェックしてみましょう。
□肌が硬く、くすんでいる
□髭剃り後がヒリヒリする
□同じ位置にニキビができやすい
□洗顔をしてもザラつきがとれない
□スキンケア製品の浸透がよくない
上記に1つでも当てはまる場合は、肌のゴワつき、ザラつきが始まっているサインです。
ゴワつきの原因は主に3つ。
<原因1、乾燥>
屋外では、冷たい北風と気温の低下、室内では暖房の暖かい風にさらされ、肌は表面も内部もいつもカラカラの状態…。この時期、室内外の気温差が肌には一番の大敵なのです。そして、肌の乾燥状態が続くと、外からの刺激を守ろうとするため、肌表面にある“角層”のバリア機能が損なわれ、角層自体がどんどん厚くなり、肌がゴワゴワしてくるのです。
<原因2、ターンオーバーの乱れ>
肌は約28日周期で、繰り返し新しい皮膚に生まれ変わります。これがターンオーバーと呼ばれるもの。しかしこのターンオーバーは、季節による乾燥や生活習慣、加齢によって周期が乱れ、うまく角質を排出することができなくなります。すると、古い角質がはがれずに肌にとどまってしまい、ゴワつきやザラつき、肌が茶色くくすんで見えてしまいます。
<原因3、毛穴の角栓>
鏡でよく見ると、毛穴の汚れが溜まっていませんか?開いた毛穴に古い角質、汚れ、余分な皮脂が詰まってしまい、黒くポツポツと目立つのが角栓です。鼻の頭や小鼻に多く見られ、いわゆるイチゴ鼻と言われています。本来であれば、角質や皮脂がつまり、毛穴に角栓ができたとしても、ターンオーバーとともにはがれ落ちますが、洗顔方法や肌の乾燥などの理由で角栓がはがれ落ちにくい状態となり、大きく目立つようになるのです。これも肌のゴワつき、ザラつきの原因になります。
まずは、洗顔でつるつる肌を取り戻す。
ゴワつき肌には、まず毎日の洗顔で肌の皮脂や毛穴の汚れをクリーンすることから始めましょう。一番大切なのは、肌に刺激を与えずに汚れのみをしっかりと落とすこと。肌をゴシゴシとこすらずやさしいタッチで洗顔しましょう。
洗顔料は、しっかり泡立ててモコモコの泡で肌をやさしくマッサージするようになじませ、体温程度のぬるま湯でしっかりと洗い流しましょう。40度以上のお湯は、肌に必要な潤いや皮脂を落としすぎてしまうので注意!
次に、保湿効果の高いアイテムでスキンケア。
洗顔の後は、しっかり保湿ケア。この保湿ケアをしっかりすると肌本来の潤い、やわらかさを取り戻せます。化粧水の後は乳液やクリームなどの油分で、潤いが逃げないようにフタをしましょう。この油分がないと化粧水の水分が蒸発してしまうと同時に、肌の潤いも奪ってしまうため忘れずに。
それでもゴワゴワが気になったら、ピーリングケアがおすすめ。
洗顔と保湿ケアをしっかりしても、まだ肌のゴワゴワがとれない…という方は、角質をオフするピーリングケアをプラスしましょう。
ピーリングとは、「はぎ取る」の意味があり、古い角質をこすり取り、肌のターンオーバーを促す美容法のこと。
古い角質を分解しはがれやすくすることで、穏やかに古い角質をはじめ毛穴の汚れを取る去ることができます。結果、乱れたターンオーバーを正常に戻すことで、くすみがちなゴワゴワ肌を明るいつるつる肌に導きます。
ピーリングでつるん、ひと皮むけたようなすべすべ肌へ。
ピーリング剤は、市販でいろんなタイプのものが売られています、例えば、植物の種子の殻を細かく砕いたものや、合成樹脂を洗顔クリームやクレンジングクリームなどに混ぜたスクラブや、角質分解酵素入りの洗顔剤、パック剤など実にさまざま。ご自身の使い勝手のよいもの、または肌質に合ったものを選びましょう。
市販のピーリング製品は1週間~2週間に1回程度が使用の目安です。こすり過ぎて肌を傷めないように注意する必要があります。またピーリング後は、肌の乾燥が激しいため、いつも以上にしっかり保湿することを忘れないようにしましょう。
ピーリングはセルフケア以外に、美容クリニックでも施術を受けることも可能です。ぜひこの機会に、ワンランク上の生まれ変わったようなつるんとしたモテ肌を目指してみてはいかがでしょうか。
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