美容コラム
唾液腺ボトックスは小顔になりたい男性に人気｜エラボトックスとの違いやデメリット・施術を受ける頻度も詳しく解説
「どんなに頑張っても顔が小さくならない」「小顔になりたいけれど手術は怖い…」など顔のお悩みを抱えている方は少なくありません。
しわ・たるみ・わきがなど幅広く使用されているボトックス注射を唾液腺に注入することで、小顔効果が期待できます。
そこで今回は唾液腺ボトックスのメリット・デメリット・施術頻度など詳しく解説します。
また、小顔施術で有名なエラボトックスとの違いについても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。
小顔になりたい男性に唾液腺ボトックスが人気
顔は全身の見え方に影響する重要な部位であるため、何かと気を付けている方も多いでしょう。顔が小さいと全身のバランスも良く、見栄えも変わってきます。
しかし、小顔となると日々トレーニングを行ったり矯正をしたりと大変なイメージを持たれることでしょう。忙しくしている方であれば、なおさらです。
そこでおすすめなのがボトックス注射での施術になります。比較的短期間で効果が現れ、小顔を目指すことが可能です。
唾液腺ボトックスは、耳下線や顎下線からのボトックス注射を行います。そのため、忙しい合間でも気軽に施術を受けられることから唾液腺ボトックスは人気を集めています。
唾液腺ボトックスとエラボトックスの違いは？
小顔効果が期待できる施術には唾液腺ボトックスとエラボックスがあり、どちらもボツリヌス製剤を注入する点は同じです。
エラボトックスは発達した咬筋という筋肉に対し注射をすることで、エラ張りの改善が期待できます。
一方で、唾液腺ボトックスは大きくなった唾液腺に注射をし、フェイスラインをすっきりさせる効果が得られるのです。
それに伴い、口元のしわや大きくなった唾液腺によりエラが張った状態の改善にも期待できます。
唾液腺ボトックスはこんな悩みに効果的
小顔効果が期待できる唾液腺ボトックスですが、小顔にしたい理由は人によって異なります。
具体的にどのような悩みを抱えている方に、唾液腺ボトックスは効果的であるのでしょうか。
ホームベース型の輪郭が気になる
フェイスラインが膨らみホームベースのように四角くなる輪郭は、唾液腺ボトックスで改善する可能性があります。
エラが張る原因はさまざまであるものの、唾液腺が大きくなることでエラが張ったように見えるのもその1つです。
耳下腺や顎下腺からボトックス注射をすることで唾液腺が小さくなり、すっきりしてシャープな顔立ちになります。
エラボトックスでは効果が感じられなかったホームベース型の輪郭の方にもおすすめです。
切開せずに小顔になりたい
小顔にはなりたいものの、外科手術は避けたいと思っている方もいるでしょう。そのような方でも安心して小顔になることができます。
気になる部位にボトックス注射をするだけなので、切開をしなくても小顔を目指すことが可能です。ダウンタイムも少なく、施術前と同じ日常生活を送ることができます。
施術時間は10〜40分と短時間で行うことが可能です。
また、唾液腺ボトックスは劇的な変化が少ないため、周囲に施術を行っていることが気付きにくいメリットもあります。
唾液腺ボトックスのデメリット
比較的手軽に施術を行うことができる唾液腺ボトックスですが、メリットだけでなくデメリットもあります。
安心して施術を受けるためにもデメリットを知ることは大切です。では、唾液腺ボトックスの施術を受けた場合のデメリットを4つ挙げます。
施術で痛みを感じる場合がある
注射器を使用し唾液腺に注入するため、針で刺したようなチクッとした痛みを感じる場合があります。
初めて唾液腺ボトックスを施術する方や注射が苦手な方は、痛みを感じやすい傾向にあるでしょう。
全く痛みを感じないという方も中にはいるため、痛みの度合いは個人差があります。
当院では患者さんのご希望により麻酔クリームを使用して施術することが可能です。
痛みが苦手な方や安心して施術を希望する方は、カウンセリング時に医師へお申し付けください。
腫れ・皮下出血の可能性がある
唾液腺に注射していることもあり、刺した部位が腫れたり皮下出血を起こしたりする可能性があります。一般的には数日間で改善するためご安心ください。
皮下出血を隠すために、コンシーラーやファンデーションを注射部位に塗っても大丈夫です。
ボトックス注射後の腫れや皮下出血などの症状が治まらない場合、他の病気に罹患している可能性が考えられるため速やかに医師にご相談ください。
また、注射部位に針穴が残ることもありますが、数日経過すれば自然と目立たなくなるため問題ございません。
ドライマウスや虫歯の原因になる
唾液腺にボトックス注射をするため、注入量が正確でなければ唾液の分泌量に影響を与える可能性もあります。そのため、医師の経験が左右するでしょう。
唾液は口腔内の環境を整える役割も担っており、分泌量が減ってしまえばドライマウスや虫歯の原因になります。
ドライマウスは水を飲むことなどで対策できます。また、虫歯がある方は唾液腺ボトックスの施術前に治療しておくと良いでしょう。
当院では、ボトックス注射を数多く扱ってきた院長自ら施術を行います。ボトックス注射にて考えられるリスクを極力回避しつつ、ご希望の仕上がりを実現します。
継続した治療が必要
1回の施術でも唾液腺ボトックスは効果を実感することができますが、持続性を高めるためにも継続した治療が必要です。
ボトックス注射は手術のように半永久的に持続するわけではありません。そのため、途中で施術をやめれば元の状態に戻ってしまいます。
繰り返し施術を行うことで元に戻りにくく、持続期間も長くできるでしょう。
唾液腺ボトックスの施術を受ける頻度
唾液腺ボトックスのデメリットでも触れたように、1度施術を受けると継続した治療が必要になります。そこで気になるのが施術を受ける頻度です。
どれくらいの期間効果を実感できるのかは、唾液腺ボトックスの施術を受ける前に押さえておきたいポイントになります。
効果は1か月程度で実感できる
唾液腺の縮小効果によって小顔になったと実感できるのは、唾液腺ボトックスの施術後1か月程度経った頃です。
1か月かけて少しずつ変化していくので、切開する施術と違い効果を感じるまでに時間はかかってしまいます。
しかし、劇的な変化が現れにくいため、周囲に気付かれずに施術を行うことが可能です。
4か月に1回程度の間隔がおすすめ
ボトックスの注入量や個人差によっても持続期間には影響が出ますが、唾液腺ボトックスの効果は4か月から6か月程度続きます。
そのため、次回の施術時期は人によって異なります。目安として4か月に1回の間隔で行うと良いでしょう。
ご自身でタイミングを決めるのは難しいと思われるため、施術を行った医師とご相談ください。
前述のとおり、ボトックス注射は繰り返し注入することで持続力がアップします。良い状態を保つよう良いタイミングで施術を行いましょう。
唾液腺ボトックスの施術の流れ
唾液腺ボトックスの施術はカウンセリング→麻酔・施術→終了の流れです。
どれくらいの時間を要するのかなど、大体の流れを予め知っておくと安心できるでしょう。
カウンセリング
唾液腺ボトックスの施術で最初に行うのは、医師によるカウンセリングです。カウンセリングでは、顔のどの部分に悩みがあるかやどんな症状があるのかなどが聞かれます。
仕上がり・悩み・お肌の状態などに合わせて治療方針が決められていきます。
事前にご自身の悩みや聞きたいことをまとめておくと、言いたいことをしっかり伝えられるでしょう。
その他、カウンセリングでは施術するにあたり注意事項の説明もあります。
唾液腺ボトックスの施術でわからない点も確認できるので、注意事項で不明点がある場合にはその場でしっかりと確認しておくと良いでしょう。
麻酔・施術
治療方針が決まり、顔の状態チェックや注意事項の確認が終わったら施術を行います。
ボトックス注射はカウンセリングで話し合った部位に注射をしていくだけです。そのため、着替えなどの必要もなくすぐに施術を行えます。
注射を刺すため痛みを生じることがあるため、表面麻酔を行うケースが多いです。当院でも麻酔をご希望する方には麻酔クリームを塗布します。
痛みを最低限に抑えるため、当院ではクーリングしながら院長が注射していきます。
終了
ボトックス注射が終わると施術は終了です。ダウンタイムもほぼないため、アフターケアの説明などを受けて帰宅できます。
次回のボトックスの施術に関して、しっかりと相談しておきましょう。注意事項を守り経過を見ていくだけです。
カウンセリングなどは人によって時間は異なりますが、施術が始まると終了までは10〜40分程度と短い時間で終わります。
当院では、安心して施術が受けられるようアフターフォローをしっかり取っております。
小顔になりたいと思っている方は、ぜひカウンセリングへ足をお運びください。
唾液腺ボトックスを検討しているなら
よく目に入る顔だからこそ、良くしたいと思っている方も多いでしょう。
また、エラボトックスを施術したものの、あまり実感が得られず唾液腺ボトックスを検討している方もいることでしょう。
クリニックはさまざまな施術があり、またご自身との相性もあるため、まずはカウンセリングを受け医師にご相談ください。
医師にご相談することで、ご自身の抱える悩みや希望などの適切なアドバイスが得られるでしょう。
施術を行うクリニックを決める際、ご自身との相性はもちろん、医師の経歴・実績・アフターフォローなども確認しましょう。
ボトックス注射は医師の技術が左右する施術になるため、実績が豊富な医師であれば安心できます。
また、継続的な治療が必要になるため、料金についても確認しておくと良いです。
美容施術は自由診療になるため費用は全額自己負担となります。さらに、使用するボトックス製剤でも変わってきます。
当院では、厚生労働省の認可があるアラガン社の「ボトックスビスタ」と安全性の高い「NABOTA」の2種類のボトックスを取り扱っております。
エラ周辺にボトックス注射をする場合の価格は、66,000円（ボトックスビスタ）、55,000円（NABOTA）です。
当院ではボトックスに関する専門的な知識を有しているため、一人ひとりに合った施術を行います。ぜひ気軽にご相談ください。
唾液腺ボトックスで理想の小顔を手に入れよう
男女問わず、いつの時代も小顔は憧れることでしょう。仕事などで忙しくしている方でも、唾液腺ボトックスを施術することは可能です。
当院のボトックス注射はこれまでの経験をもとに院長自ら考案したオリジナル注入法を行っており、憧れの小顔を目指すことができるでしょう。
エラボトックスでは効果を感じられなかった方でも、唾液腺ボトックスでの効果が期待できます。しかし、小顔を維持するには継続した治療が必要になります。
自分の理想とする輪郭や顔の大きさを叶えるためにも、1度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
【記事監修】今泉 明子
今泉スキンクリニック 院長 日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
聖マリアンナ医科大学を卒業後、皮膚科医として経験を重ねるほか、米・ニューヨークの大学で研究に従事。帰国後、都内の皮膚科クリニック院長を経て、今泉スキンクリニック（六本木）を開院。
詳しいプロフィールを見る
