正しいケアでニキビ知らずの肌に！

ニキビは、若い頃のもの……と思われがちですが、

大人になったある日からニキビに悩まされる人も多いもの。

しかも、若い人と同じケアでは治りづらいと感じている人も多いのでは？

 

それは、大人ニキビ特有の原因にありました。

思春期のニキビとは違うケアで、そのトラブルは大きく改善されます！

【大人ニキビの原因は？】

思春期にできるニキビと同様、男性ホルモンが皮脂の過剰な分泌を促すことが原因の一つですが、大人ニキビにはその他の要因も絡んでいます。

 

それは、肌のターンオーバーの乱れです。

 

肌は28日周期で新しく生まれ変わりますが、ストレスや生活習慣、食生活の乱れなどが原因で肌のターンオーバーがうまくいかなくなります。

すると、ニキビが治りづらくなるだけでなく、肌の角質が落ちきらずに毛穴の出口を塞ぎ、皮脂も詰まりやすくなるため、ニキビを増やす原因となります。

 

大人のニキビの原因については、こちらの記事もご参照ください。

男性の大人ニキビの原因と予防

予防や改善のためには、生活習慣の見直しなどももちろん必要ですが、男性の場合は、女性と違い、肌ケアが習慣化していないケースが多い分、毎日取り入れると、効果を実感しやすいものです。

 

【間違ったケアが大人ニキビを招く】

では、どういった肌ケアが効果的なのでしょうか？

それは、「洗顔」と「保湿ケア」です。

 

男性の中には、洗顔はするけど、自分はオイリー肌なので、保湿ケアをいらないと思っている人も多いのではないでしょうか？

しかし、大人ニキビの悩みを抱えている人の肌は、実は乾燥していることが多いのです。

保湿ケアを行っていないと、肌から水分が蒸発していきます。するとそれ以上、水分が逃げないように、バリアを張るために皮脂を分泌するのです。

 

それにも関わらず、多くの男性は、皮脂が多く分泌される自分の肌質をオイリー肌と勘違いしているもの。日に何度も洗顔したり、刺激の強いオイリー肌用の洗顔料を使ったりと対策を講じるため、それが余計にニキビを悪化させているのです。

 

大人ニキビに効く洗顔＆肌ケア法とは？

では、どのように洗顔や肌ケアを行うのがベストなのでしょうか？

みなさんが多く抱く疑問に答えていきましょう。

 

▼オトコの肌ケアＱ＆Ａ▼

Q1.洗顔の回数は？

A.洗顔する回数は1日に２回。朝と夜のみ行います。

前述でも触れましたが、肌を清潔にしようと何度も洗顔すると、却って余分に皮脂が分泌されるだけでなく、肌のバリア機能を奪います。

日中に肌のテカリが気になるという人は、油とり紙やティッシュで優しく肌を押さえて、皮脂を取るようにします。但し、この時も肌をこすったり、過剰に取り除いてしまったりすると、肌荒れを起こしたり、余分な皮脂の分泌を促すことになるので注意。

 

Q2.洗顔は、熱いお湯の方が皮脂汚れも取れる？

A.熱い温度のお湯はＮＧ！ぬるま湯で。

熱いお湯は、肌に刺激を与え、必要な皮脂まで落とします。

ぬるま湯で、やさしく洗うようにしましょう。

 

Q3.洗顔料は使わなくてもOK？

A.洗顔料で洗うのがベストです。

ぬるま湯での洗顔でも、皮脂はある程度落ちますが、毛穴に詰まった汚れまでは落とすことができません。

また、寒い時期などは毛穴が閉じて、汚れが落ちづらくなることもあります。

その場合は、熱したタオルなどで顔を温める、湯船に浸かるなどし、毛穴が充分に開いた後に洗顔すると効果的です。

 

Ｑ.4 皮脂が気になる時はしっかり洗ってもＯＫ？

A.皮脂が気になっても肌への刺激を与えないようやさしく洗いましょう。

顔を洗う際は、洗顔料をしっかりと泡立てて、肌に刺激を与えないよう、泡で包み込むように洗いましょう。仕上げは、ぬるま湯で、洗い残しがないよう優しくすすぎます。

泡はきめが細かいほど、汚れをやさしく、しっかりと洗い落とてくれします。

洗顔料を泡立てる際は、100円ショップなどで購入できる、泡立てネットを活用したり、泡が出るタイプの洗顔フォームを使用したりすると、きめの細かいふんわりとした泡ができておすすめです。

Ｑ.5 保湿ケアは化粧水だけで充分？

A.化粧水だけでなく、乳液や美容液も合わせて使いましょう。

水分を化粧水で補給したら、乳液や美容液でしっかり蓋をすると、余分な皮脂の分泌も防げます。また、肌にもハリや潤いが出てトラブル知らずに。

 

肌ケアに不慣れで、面倒という人には、化粧水・乳液・美容液の成分がすべて一つになったオールインワンタイプの美容液もおすすめです。

 

Ｑ6.洗顔料や化粧水はどのタイプを使ったら良いの？

A.肌のタイプで選びます。

肌のタイプの見分け方は下記の通りです

 

▼肌タイプの見分け方▼

◎洗顔後、化粧水など何もつけない状態で10分ほど放置します。

 

▶オイリー肌の場合

→ツッパリ感はなく、しっとりとした状態ですが、だんだんと肌の表面が皮脂でテカってきます

▶隠れ乾燥肌の場合

→ツッパリ感があり、肌がカサカサしてきているのに、徐々に肌の表面に皮脂が浮き上がってきます。

オイリー肌の人は、専用の洗顔料や化粧水・乳液を使っても良いでしょう。ただし、それらの多くは、さっぱりとした使用感を出すために、スクラブやメントール成分が配合されており、肌への刺激が強いもの。ニキビが気になる場合は、刺激の少ない普通肌用を使いましょう。

 

隠れ乾燥肌の人は、洗顔料、化粧水や乳液ともに、コラーゲンやヒアルロン酸など、肌をしっとりさせる成分を配合したものがおすすめです。保湿をしっかりと行い、肌へ必要な水分を送ることで、皮脂も抑えられ、ニキビも改善されるようになります。

女性用の肌ケア製品も、肌に優しいものが多いのでおすすめです。

 

正しい肌ケアは、大人ニキビを防ぐだけでなく、将来的にもハリのある若々しい肌をキープするためには必要な習慣です。

これを機会にぜひ取り入れて、健康的な肌を手に入れませんか？

 

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