美容コラム
筋トレで、何故、脂肪が落ちるのか
メカニズムを知って、カッコいい身体を手に入れよう!
たっぷりと脂肪を蓄えてしまったぽっこりお腹、何とかしたいものですね。
スリムな身体を作り、体脂肪を落とすには、有酸素運動などももちろん効果的と言われていますが、実は、その効果を高めるカギを握っているのが「筋肉」です。
なぜ筋肉をつけると脂肪が落ちやすくなるのか?
そのメカニズムと、誰でも取り入れられる筋トレをご紹介していきます。
【筋肉を増やすと、なぜ脂肪が落ちるのか?】
脂肪を燃やすには、ただ有酸素運動を取り入れているだけでは効果はあがりません。
脂肪などのエネルギー源を細胞へ送り込み、燃焼させてエネルギーを生み出す役割を果たしているのが「筋肉の線維」。
筋肉の量が少ないと、それだけ「筋肉の線維」の数が少ないため、エネルギー源を送る道筋も少なくなります。一方、筋トレによって筋肉量を増やせば、繊維が増えるため、脂肪を燃やす量が増えるのです。
結果、筋肉の量が多くなるということは、日常生活を送っていてもエネルギー代謝が高まるため、運動をしていないときにも脂肪が燃えやすい体となります。
そして、筋トレや運動を継続的に行い筋肉の持久力をアップしていくと、ランニングなどの有酸素運動などを無理なく行うこともできるようになり、さらに脂肪燃焼の効果が高まります。
【引き締まった身体づくりの土台は「筋トレ」から】
それでは、筋肉の量を増やす「筋トレ」と、有酸素運動などの効果を高めるために、筋肉の持久力アップを目指す「筋トレ」をご紹介していきましょう。
《筋肉量を増やす筋トレ》
筋肉量を増やすには、10回以上できつくなるような繰り返し行う運動をします。
中でもおすすめなのが、スクワットです。
全身の筋肉の大部分を占めているのが、「太ももの筋肉」、「お尻の筋肉」、「足の付け根から肩までの胴体部分の筋肉」。スクワットでは、この3つを同時に鍛えることができるだけでなく、身体の中で一番大きな筋肉だと言われている太ももの筋肉を特に増やすことができます。そのため、スクワット15回で腹筋500回の効果があるとも言われます。
ただし、普段運動を行っていない人が、長時間スクワットを行うのは、身体を痛める危険性も高まります。
始めのうちは、10回程度からスタートし、徐々に回数を増やしていきましょう。
《筋肉の持久力を高める筋トレ》
筋肉には、ダッシュやジャンプをするなど瞬発力を必要とした運動に向いている「速筋(白筋)」と、水泳やジョギングなどの持久力が必要な運動を行うための「遅筋(赤筋)」と呼ばれる筋肉の2種類に分かれます。
筋肉の持久力を上げるには、「遅筋」を鍛えることが重要です。
この「遅筋」を鍛えるためにおすすめなのが、「スロートレーニング」と呼ばれるものです。
ゆっくりとした動作で、軽い負荷で充分に筋肉の持久力を高められるため、運動に不慣れな人でも取り入れやすいメリットがあります。
気になる部位ごとに、様々なトレーニング法がありますが、ここでは体幹を鍛え、腹筋にも効く「スロートレーニング」をご紹介します。
<体幹を鍛えるスロートレーニング:例>
①仰向けに寝た状態になります。
②両足を伸ばして、床すれすれのところで浮かせた状態をキープします。
③足を上げる高さをキープしながら、ゆっくりと足を外側に広げ、ゆっくりと閉じるという動作を繰り返します。
③の足の開閉する動作を1回とカウントして、これを30回×2セット行います。
1回に約10秒程度かけるのが理想です。
運動中は息を止めずに、腹筋を意識しながら、呼吸に合わせて行うようにしましょう。
【「筋トレ」をしながら脂肪を燃焼させる秘密兵器も!】
また最近、話題となっているのが、運動中に水素を取り込みながら筋トレを行う「水素トレーニング」suisofit。水素と酸素を2:1の割合で含んだ高濃度水素ガスを吸引しながら行うものです。
水素は、酸素と共に脂肪燃焼の効果を高め、そのほかにも活性酸素を除去や、疲労を軽減し、運動能力を高める働きがあります。まさに、筋トレをしながらも脂肪燃焼効果も得られるなどいいこと尽くしです。
ぜひ、水素トレーニングを取り入れているジムも検討してみてはいかがでしょうか?