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美容コラム

薄毛治療
2018.10.3

意外と知らない!? 髪のための生活習慣②

意外と知らない!? 髪のための生活習慣②

髪に良い食材&食習慣などを知ろう!

 

髪のために普段から取り入れていることはありますか?

頭皮を清潔に保つことやヘアケアなど、髪を労わることは第一ですが、ぜひ実行したいのが、食事や普段の習慣などを変えることです。

日々取り入れたい栄養素や、食事の摂り方や習慣など、今からでもすぐに取り入れられる髪にまつわるエトセトラをご紹介していきます!

 

併せてこちらの記事もご参照ください!

「意外と知らない!? 髪のための生活習慣① 薄毛に悪い食材&食習慣などを知って豊かな髪を手に入れる!」

健康で豊かな髪をつくる食材はコレだ!

いつまでも若々しくフサフサとした髪を手に入れるなら、日頃から下記のような栄養素を意識して取り入れましょう。

 

■たんぱく質

髪の毛の主成分ケラチンの材料となる栄養素です。

肉類にも多く含まれていますが、脂質の多いものを食べ過ぎると、皮脂の余分な分泌を促します。赤身などを選ぶようにしましょう。

▶肉類、魚類、卵、大豆製品、乳製品

 

■ビタミンB群

ビタミンB群は、皮膚の生まれ変わりを促す栄養素です。

頭皮の新陳代謝を高め、健康な毛髪を作ります。

▶玄米、豚肉、レバー、マグロ、大豆、キノコ類

 

■コラーゲン

髪にハリやツヤ、しなやかさを与える栄養素です。健康な髪を育てるのに役立ちます。

▶長いも、レンコン、納豆、オクラ、豚足、鶏皮、牛筋、エイヒレ、ゼリー

■ビタミンA、E、P

血行を促進する働きのあるビタミン類です。頭皮まで髪に必要な栄養を届けるのに役立ちます。

▶ビタミンA…緑黄色野菜、鶏レバー、豚レバー、うなぎ、あなご、あんこう肝、鮎、卵、

▶ビタミンE…ゴマ、ナッツ類、植物油、魚卵、玄米、胚芽米、かぼちゃ

▶ビタミンP…柑橘類、サクランボ、蕎麦、赤ワイン、緑茶、玉ねぎ

 

 

■亜鉛

健康な髪の毛を作るときに必要になるミネラルです。また、脱毛の原因となる「5αリアクターゼ」という酵素の働きを抑える効果があるだけでなく、男性機能の向上にも役立ちます。

 

▶牡蛎、レバー、うなぎ、ホタテ、シジミ、卵黄、納豆、高野豆腐、海藻類

健康な髪づくりには食事の摂り方にも一工夫

髪に良い食材だけでなく、併せて知っておきたいのが食事の摂り方です。

食生活に気を配りながらも、豊かな髪を作る栄養も補える食材をプラスして、その効果をさらに上げていきましょう。

 

■3食バランスの取れた食事をする

髪に必要な栄養素だけを偏って摂取するのではなく、食事の一部に取り入れるよう心掛けることが大切です。三大栄養素である、「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」をバランス良く摂った上で、髪に良い成分をさらにプラスすることで、豊かな髪を作り出す働きが初めてできるのです。

 

■おススメは和定食

三大栄養素や髪に良いと呼ばれている成分をバランス良く摂取できる食事と言えば、やはり「和定食」です。

代表的な焼き魚の和定食を例にとっても、メインや小鉢、みそ汁などに「魚」「大豆製品」「野菜類」「海藻類」などがバランスよく使われていることも多いかと思います。これは、健康な髪を作る成分である「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」なども一度に摂れることを意味します。

 

また、髪に良いとされている成分の多くが、伝統的な和食を支える、食材に多く含まれています。

■カプサイシン+大豆イソフラボン

辛い物などの刺激物の摂りすぎは、頭皮に良くないと言われていますが、適度に摂れば、発汗作用や血流の促進にも役立つので、ぜひ取り入れたいもの。

おまけに、大豆イソフラボンと辛み成分カプサイシンを併せて摂ると、発毛効果につながる「IGF-1」という物質を増加させると言われています。

 

▶大豆イソフラボン…大豆、納豆、豆腐、豆乳、きな粉、油揚げ、味噌

▶カプサイシン…唐辛子、キムチ、シシトウ、コチュジャン、タバスコ、豆板醤

 

キムチ納豆や麻婆豆腐などはまさにこの組み合わせ。また、納豆やみそ汁に一味や七味を加えるなど、普段のメニューにも取り入れやすい組み合わせもあるので、ぜひお試しを。

 

 

食生活の改善と共に心掛けたい生活習慣

毎日の食を見直したら、ぜひ生活習慣の方もチェックしてみてください。

髪に良い食&生活習慣を取り入れたうえで、毎日のヘアケアも行えば、髪の健康度はさらにアップします。

 

■充分な睡眠

睡眠が不規則、寝不足が続くなど、睡眠に問題があると、髪の毛が成長するヘアサイクルにも影響が出ます。

健康な髪を作るホルモン「成長ホルモン」が活発に分泌されるのが夜の22時~深夜2時の間。睡眠中に最も多く出されるホルモンであるため、この時間帯に眠っていることも大切です。また、昼夜逆転の生活は、成長ホルモンが充分に分泌されないだけでなく、自律神経を乱し、ホルモンの分泌を妨げる原因にもなります。

 

■適度な運動

適度な運動は、身体の血行を促進するだけでなく、髪に必要なホルモンがしっかりと分泌されるよう、自律神経を整える効果もあります。

また、肥満を予防することで、過度な皮脂の分泌なども抑えることができます。

 

薄毛に効果的な運動については、こちらの記事もご参照ください。

「意外と知らない!? 髪のための生活習慣③ 運動で薄毛改善って本当?」(リンクを貼る)

 

■ストレスを発散する

ストレスを溜め込むと、自律神経の働きが乱れ、髪の毛に必要なホルモンの分泌を低下させてしまいます。しかし、現代人にとって、ストレスを溜めないようにと言うのは至難の業。そこで、自分流のストレス解消法を持っておくと良いでしょう。

 

眠る前の軽いストレッチや、香りの良い入浴剤やアロマなどを使ったバスタイムなどは、上質な眠りにも繋がります。

また、過度なアルコールは髪にとって×ですが、適量なら血流を促進するだけでなく、楽しいコミュニケーションを生み、ストレス発散にも効果的です。

その日の体調や気分で選ぶハーブティーなどもおすすめ。

 

■禁煙 

タバコに含まれるニコチンは、血流を低下させる原因になる物質。髪に充分な栄養が運ばれるのを阻害します。その他にも健康被害が多く報告されている喫煙は、百害あって一利なし。薄毛の傾向を感じているなら、すぐにでも禁煙をしましょう。

 

豊かな髪は一日にしてならず…ですが、食事も習慣も特別なことではなく、身近で、健康な毎日を送るためにも必要なものばかり。

ヘアケアに加えて、髪に良い食事、習慣を取り入れて、いつまでも若々しく豊かな髪をキープしたいものですね!

 

 

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