美容コラム

薄毛治療

2018.10.4

意外と知らない！？髪のための生活習慣③

髪のために取り入れられる生活習慣には、ヘアケアや食事などの他にもまだまだあります。

それが「運動」です。「健康になるイメージとは結び付くけど、髪にどんな関係があるの？」そう思った方も多いのでは？

なぜ身体を動かすことが薄毛予防や改善になるのか？どのような運動を取り入れるべきか？運動のメリットと、豊かな髪を手に入れるための運動法を指南していきましょう。

運動が髪に良いのはどうしてか？

それは、運動を習慣にしていると、血行も良くなり、新陳代謝も高まるからです。すると、頭髪へも栄養がしっかりと運ばれるだけでなく、ホルモンの分泌も活発になるので、新しい髪が生み出されるヘアサイクルも安定し、健康な髪が生み出されるようになります。

また、肥満を防ぐだけでなく、血中脂肪やコレステロールを減少させます。過剰な皮脂の分泌も防げるようになり、頭皮の清潔も保つことができます。

運動にも色々とありますが、ズバリおススメなのが「有酸素運動」です。

薄毛の予防や改善には、適度な運動で血流を良くし、ストレスも解消する必要がありますが、それにぴったりなのが、酸素をたくさん取り込み、身体の血流や代謝を高める有酸素運動なのです。また、ほどよく身体を動かし、汗をかくことはストレスの解消にもつながります。

自分の体力に応じて、毎日行える適度な運動を取り入れるようにしましょう。

▶室内でもできる運動

ヨガ…道具がなくてもすぐに取り入れられる有酸素運動です。マットや敷物などがあれば楽に行うことができます。

スクワット…最初は無理のない回数から行うのがベストです。過度に行うと、無酸素運動になってしまうので、深呼吸をしながら、ゆっくりとしたスピードで行うように意識しましょう。

踏み台昇降運動（ステッパー）…５分程度からでも運動効果が得らますので、電話帳程度の高さの台を使い、少ない回数から始め、徐々に高さと回数を上げるなどすると良いでしょう。最近では、専用の台がスポーツジムやホームセンターなどでも購入できます。

バランスボール…有酸素運動になるだけでなく、体幹を鍛える効果も。TVなどを観ながら行えるのも忙しい人には嬉しいところ。

▶屋外でできる運動

ウォーキング…普段運動の習慣がない人でも取り入れやすい運動です。手軽にできる上、長時間の有酸素運動ができます。時間がない場合でも、日常の中で歩く時間を増やすなどの工夫で行うことも可能です。

ジョギング…会話が楽しめる程度のスピードで走ることが大切です。スピードを上げてしまうと、有酸素運動としての効果が薄れてしまうので注意しましょう。

水泳…高い運動効果も得られるだけでなく、上半身を主に使うので、ウォーキングやジョギングなどに比べて、ひざなどに負担がかかりづらく、年齢が高い人でも取り入れやすいメリットがあります。

サイクリング…ジョギングなどよりも脚への負荷が少なく、ペース配分もしやすいというメリットがあります。自動車から自転車に代えて移動に使うなどすれば、普段の生活に取り入れやすくなります。

一説によると、過度な筋トレや運動は、薄毛を招くと言われています。

医学的な根拠はないとされていますが、その理由の一つに、激しい筋トレを行うことで、男性らしい体つきを作ろうと、男性ホルモン「テストステロン」の分泌量が増えることが挙げられています。

男性ホルモン「テストステロン」が血液を介して、頭皮の毛を作っている部分である毛乳頭へ運ばれると、その中に存在する「5αリアクターゼ」と呼ばれる男性ホルモンの働きを強化する酵素と結びつき、DHT（ジヒトロテストステロン）という物質に変化します。実は、このDHTが男性型脱毛症（AGA）の原因です。

男性ホルモンの分泌量が増えるということは、それだけ、薄毛の原因を増やすことにつながります。

また、激しい運動によって、交感神経が優位になると、血管が収縮し、血液の流れが悪くなるということも挙げられます。すると、頭皮へ栄養が行き渡らなくなることもあるのです。

ただし、適度に筋トレを取り入れることは、身体のエネルギー代謝を上げるのに役立ちますから、血流をアップさせたり、ホルモンのバランスを整えたりするのに役立ちます。

あくまでも、負荷をかけすぎず、やりすぎないということが大切なようです。

適度に身体を動かすことは、健康につながるだけでなく、豊かな髪のためにも大いに役立ちます。忙しくてなかなか時間が取れないという人は、リラックスタイムに室内でできる運動から取り入れてみてはいかがでしょうか？

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