美容コラム
イケメンなのに、口臭でがっかり?
白い歯と爽やかな息で、エチケット上手へ。
“息は、ほぼ顔。”こんなCMがあったように、息つまり口臭は、その人の第一印象を決めるものと言っても過言ではありません。
どんなにイケメンでも口臭がキツかったら、好感度は下がる一方ですよね。たとえ男同士でも、ビジネスの場やプライベートでも会話は盛り上がらず…不快感を抱いてしまった経験は誰もが一度はあるはず。
そう、口臭は大人の見えないエチケット。特に女性は、男性の“口臭”にとても敏感です。
口臭は大きくわけて3種類
- 歯周病などによる口臭
歯周病とは、歯と歯肉の間に炎症が起こる状態のこと。症状が進むと歯がぐらぐらし、膿が出てくるため口臭が生じます。最初は歯肉が腫れた状態ですが、炎症が進むと「歯垢ポケット」と呼ばれるすき間が歯と歯肉にできて、歯垢がたまっていきます。その歯垢に、食べ物のカスが詰まり細菌が繁殖し、それが口臭の原因となります。
他にも、むし歯、歯石、舌苔(ぜったい)と言われる舌の表面に付くコケ状の細菌の固まり、唾液の減少、義歯(入れ歯)の清掃不良などがあげられます。
またホルモンバランス変化に伴う口臭(乳幼児期、学童期、思春期、成人期、老齢期)のように、それぞれの年代固有の臭気(加齢臭)もあります。
- 食べ物、嗜好品による口臭
ニンニク、ネギ、酒、タバコ等によるもの。胃や呼気から臭いを発散しますが、一時的なもので、時間の経過とともに臭いが弱くなります。
- ストレスによる口臭
ストレスにより唾液の量が少なくなると、口の中が臭くなります。唾液量が少なるのは、口呼吸が多い人も同じです。口呼吸によって唾液量が減り細菌の量が増えるため口の中が乾き、口臭が発生しやすい状態になります。
他には、胃や消化器官などの内臓に問題があり、口臭となる場合もあります。
まずは、歯磨きで口の中を清潔に!
口臭予防と言っても特別なケアは必要ありません。まずは、口の中を徹底的に清潔にすることから始めます。
- 歯磨きはできれば、1日3回、食後が理想的です。1回の歯磨きは、5~10分かけて丁寧に磨きます。もし毎食後、歯磨きする時間がとれない方は、水や洗口液で口の中をゆすぐだけでも、口臭予防に効果的です。
- 臭い発生の元と言われる“舌洗い”も忘れずに。専用の器具を使うのもおすすめです。
- 時間がある夜は、歯間ブラシやデンタルフロスを使ってお手入れしましょう。歯ブラシだけでは届きにくい汚れがとれます。
- 口臭が気になったら、また歯磨きできない場合や、歯磨き後でも、洗口液を使って歯垢を落し、口内を清潔に保ちましょう。
- 歯周病の方は、歯肉の腫れを軽減させるためマッサージも効果的。やわらかく毛先の細い専用の歯ブラシを使って、血行を促進させましょう。
口の中を潤すことが、口臭予防に!
口内の唾液不足が口臭の原因になるため、日頃から常に唾液で口腔内を潤すとともに口の乾燥状態を避ける必要があります。
ガムや飴といった唾液の出やすい物を食べることで、唾液の出やすい環境作りをしましょう。また、唾液で舌表面を十分に潤してから舌みがきを行うと、口腔内が乾燥状態の時よりも汚れを落としやすくなります。
歯と歯茎の健康を考える食品。
丈夫な歯のためには、小魚や乳製品からカルシウムを摂取しましょう。レバーやうなぎなどのビタミンA、にんじんなどの緑黄色野菜からβ-カロテンをとることは、歯茎の健康につながります。
また、緑茶に含まれるカテキンは、歯周病の原因菌を抑える効果があります。食後に緑茶をのむ習慣も、口臭効果に一役買っています。
いかがでしたか?臭いの強い食品を避け、嗜好品であるコーヒー、タバコや飲酒などを控えることももちろん大切ですが、毎日の歯磨きをきちんと丁寧にすることが、口臭予防・改善の基本です。白く輝く歯はもちろん、口臭が爽やかな男性とは会話も弾み、もっと近づきたい、距離をつめたいと思う女性も多いはず。さあ、明日からは息までイケメンの毎日を過ごしてみませんか。
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