美容コラム
断れないお酒のお付き合い…でも、太りたくない!
断れないお酒のお付き合い…でも、太りたくない!
【居酒屋で選ぶべき「酒」「つまみ」はコレ!】
男性がなかなか避けられない、取引先や仲間との飲みの席。
気が付けば、お腹周りの脂肪が増えている…という人も多いはず。
そんな“飲み太り”を防ぐ方法はあるのでしょうか?
- お酒で太るメカニズムを知っておきましょう●
「お酒を飲むと太りやすくなる」のは何故でしょうか。
アルコールが入ると体は「毒物」として認識し、一刻も早く体外へ排出しようと、肝臓がその分解を優先します。すると、アルコールの分解が終わるまで、食べ物の消化が充分に出来ず、それが脂肪となって蓄積されてしまいます。また、肝臓でアルコールの分解を行うと、血糖値のコントロールが正常にならず、満腹感が得られないために普段より食べ過ぎてしまいます。
アルコールにより、食べ過ぎてしまう上、食べた分の食事が脂肪として蓄積されやすい。
また、塩分の取りすぎや、水分の取りすぎで「むくみ」も生じ、当然ながら太りやすくなってしまいます。
体形や健康のためには、飲まないに越したことはありませんが、ビジネスマンにとって、
仕事の付き合いや会合など、どうしても飲まなければいけない場面も多いはず。
そこで、お酒やつまみを食べる順番、選び方で、アルコールや食物を消化しやすくし、
太りにくくする方法をご紹介します。
- “太りにくいお酒、太りやすいお酒”を知る●
お酒の中には、太りやすいものと太りにくいものがあります。その違いは、「糖度」。
「糖度が高い=太りやすいお酒」「糖度が低い=太りにくいお酒」
と覚えておいて、間違いはないでしょう。
〇糖度が低いお酒〇
一般的に、焼酎やウィスキーなどの蒸留酒がこれにあたります。
中でも、焼酎は「糖質」がゼロです。水割りや、お茶、レモン果汁や炭酸水など低カロリーのもので割ったものを飲むようにすると太りにくいのでおすすめです。当然ながら、甘いジュースなどで割ったものは糖度が高くなるので注意しましょう。
ただし、糖度が低いお酒は太りにくいと言っても、カロリーがゼロというわけではありません。飲みすぎてしまえばカロリーを多く摂取していることには変わりありませんので、飲みすぎにはくれぐれも注意!
〇糖度が高いお酒〇
ビールをはじめとする醸造酒(日本酒・ワイン)、また、砂糖を多く使った梅酒、甘いリキュールを使用したカクテルなど。
しかし、日本酒やワインは豊かな風味や味わいがあり、栄養成分も高く、適量であれば体にもよいこともあります。これらのアルコールは1杯程度にとどめ、あとは糖質の低いお酒を選ぶなど上手にお酒と付き合いましょう。
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食べる順番とおつまみの選び方●
〇まずは食物繊維から〇
最初に、野菜サラダ(炭水化物の多いポテサラやマカロニサラダはNG)や、キノコ、酢の物、お浸し、海藻料理など食物繊維が多い食品を摂ると、体内への糖質の吸収がゆるやかになります。また、アルコールの分解を早めたり、助けてくれるビタミン豊富なトマトや、枝豆もおすすめです。
枝豆は、ビタミンやカルシウム、食物繊維などの栄養が豊富な上、ビタミンB1やメチオニンがアルコールの分解を促して肝臓の負担を減らします。
カロリーの低い野菜でお腹を満たせば、その後の食べすぎも避けられます。
〇塩分やカロリーが少ないおつまみ〇
おすすめは刺身。たんぱく質が豊富に含まれているうえ、消化を助ける酵素も一緒に取れます。また、薬味に添えられたネギやショウガなども、消化を助け代謝を上げる役割が。香りのあるものは、塩分の取りすぎにも役に立ちます。
また、豆腐を使った料理や焼き鳥(タレは糖質が高いので注意。)、代謝を高める赤身肉を使った馬肉やローストビーフなどもおすすめ。また、アルコールの分解を助ける栄養素タウリンを豊富に含む、貝類、イカやタコを使った料理も是非とりたい一品です。
〇脂質が含まれているおつまみも少し取り入れて満腹感を〇
脂肪分の多い食材はカロリーが高いものですが、カロリーの低い料理ばかりだと、物足りなさも感じやすいもの。そこで、脂質の含まれるおつまみも上手に取り入れて、満足感を得るのも一つの手です。
脂質が含まれている中でおすすめは、たんぱく質が多く、胃を保護してくれるチーズや、チーズを使ったグラタンなど(イモ類やパスタなど糖質の高いものが入っていない料理)。また、ナッツ類や、肝機能を高めるごま油を使ったおつまみもぜひ摂りましょう。
お酒を飲みながらも、アルコールを分解するために必要な栄養素をしっかり補給することで、肥満だけでなく悪酔い防止にもなります。
〇〆がほしいときに選ぶものは〇
どうしても〆が食べたくなったときは、お味噌汁などの汁物、ご飯少な目のお茶漬けなどを食べるようにするといいでしょう。
〇そのほかの太らない飲み方をする工夫〇
太らない飲み方とは、ずばり飲みすぎないことです。そのためには、飲む前に水分の補給をしておきましょう。豆乳や野菜ジュースなどは糖質の吸収をゆるやかにする働きがあります。また、水を飲みながらお酒を飲むと、アルコールが分解されやすくなり、肝臓に負担がかかりにくくなります。
いかがでしょうか?
お酒の種類、おつまみのチョイスの仕方でも、太らない工夫はできるもの。
楽しく飲んで、仕事もプライベートも充実させたいですね!
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