美容コラム
食べ過ぎ、STOP!体内時計を整えて
健康管理も仕事もデキる男になる!
脂ののったお肉に美味しい白米、またはチーズたっぷりのピザに、パスタ。それにビールやワイン、焼酎などのお酒が加わってますます食欲が止まらない…。ご存知のように、食べ過ぎは肥満の原因、メタボリックシンドロームの温床になります。だけど、分かってはいるけど、ついつい食べ過ぎてしまう。食べ過ぎが習慣化されている。そんな方は、ご自身の生活を少し見直してみるのはいかがでしょう。
では、なぜ人は食べ過ぎてしまうのでしょうか?
ストレスと生活リズムの乱れで、食べ過ぎに?
通常、食べ物が体に入って血糖値が上がると、脳の視床下部にある満腹中枢が刺激されて、食欲が抑えられます。しかし、この機能が壊れると、食欲が止まらず満腹になっても食べ続けてしまうのです。食欲がコントロールできなくなる要因は、ストレスと生活リズムの乱れから。
ストレスが過剰になると、ストレス発散のために過食や飲酒に走りやすく、ストレスが自律神経の中枢や食欲中枢を刺激するため、食欲を止めることができなくなるという悪循環におちいってしまいます。
体内時計が乱れると、肥満につながる?
ストレス以外でも、不規則な生活をしていると、睡眠と覚醒をコントロールする体内時計が乱れてきます。体内時計が乱れると、お昼以降に胃から「グレリン」という物質が分泌され、昼から夜にかけての食欲が旺盛になります。しかも代謝も悪くなるため、太る体質を招いてしまいます。
さらに過度なストレスが自律神経のバランスを乱すことで、体内時計も一緒に乱れるケースもあります。ストレスと生活リズムは、食べ過ぎなどの肥満と密接にからみあっているのです。
満腹感のある食事で、食べ過ぎ防止。
まず、食べ過ぎを解消するためには、「食べ方を変える」ことが大切。例えば、食べる量も昔とあまり変わっていないという方がいますが、年齢とともに基礎代謝が低下しやすいため、食べる量が変わらないと徐々に太ってしまうのが自然のなりゆきとも言えるのです。
とはいえ、いきなり食べる量を大幅に減らすのは、なかなか難しいもの。満腹感を味わいながら少しずつ量を減らしていくのがポイントです。
例えば、「食物繊維」は腸内で脂質や糖質の吸収を遅くし、血糖値の急上昇を抑えるため、肥満を予防し、腹もちをよくする効果があります。
<食物繊維の多い食品/100g中>
- おから11.5g
- 大豆(水煮)7g
- 納豆6.7g
- モロヘイア5.9g
- ごぼう5.7g
- ひじき(戻し)5.1g
- ブロッコリー4.4g
また、よく噛んで食べることも大切です。食べる量を減らしても噛むことで脳に満足感を与えることができます。歯ごたえのある食品を積極的にとりましょう。
<歯ごたえのある食品>
- 骨つき肉
- 砂肝
- れんこん
- にんにくの芽
- 昆布
- いか
- たこ
さらに、肥満を予防にはバナナがおすすめ。バナナに含まれる催眠成分であるメラトニンをとると、寝付きがよくなり、代謝も活性化することができます。
またコーヒーやお茶などをとりすぎると、脳が覚醒し睡眠をじゃまするため、夜は控えめにしましょう。
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間食や夕食前にバナナを食べる
運動でストレス発散&体内時計をリセット。
ストレス発散に何よりも役立つと言われているのが、運動です。筋トレや有酸素運動をすることで、脳の神経伝達成分セロトニンというホルモンが分泌され、活性化されます。活性化されることで、心の落ち着き、充足感、安定を感じることでき、体を動かすことで心も前向きになることができると言われています。
また運動には、乱れた自律神経を正常に働かせるというメリットもあります。運動を継続させることで、日中に優位に立つ交感神経と、夜間に優位に立つ副交感神経のスイッチの切り替えがスムーズにできるようになります。
一方、生活習慣も見直して、体内時計をリセットしましょう。自律神経を整えるには、毎日同じ時間に眠り、同じ時間に起きる習慣づけが大切です。
<体内時計を整えるため、朝、やるべきこと>
・朝、太陽の光を浴びる
・朝食をきちんととる
・やや熱めのシャワーを浴びる
<体内時計を整えるため、夜、やるべきこと>
・スマホやPCからの光の刺激を避ける
・ゆったりとした気分で過ごす
・ぬるめのお湯につかる
最近は、自己管理ができない男は出世しないとまで言われていますね。健康的な食事への配慮ができ、若々しい肉体と見た目をキープするとデキる男という印象を与え、女性にも好印象です。明日から食べ過ぎをリセットして、軽やかな毎日を送ってみませんか。
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